下半身(太ももから足指)における刺青除去治療の注意点

部位別 刺青除去の注意点

部位によって皮膚や繊維質に違いがあります。それぞれの特徴やダウンタイムの長さ等を理解した上で施術に挑むとよいでしょう。

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4.下肢(太もも~足指)

■太ももの刺青
太ももは皮膚や組織の余裕が少なく、更によく動かす部位でもあるので、大きめの刺青切除はほとんどの場合赤黒く幅広い瘢痕(傷あと)となり目立ってしまいます。またツッパリ感・違和感などの自覚症状も強いため大き目の切除法はお勧めしません。
太もも外側の場合は、植皮の採皮部としてよく利用されるほど真皮が分厚いため削皮法が第一選択と考えられるが、下着やパンツでこすれやすいためか、深い刺青の削皮治療の場合は肥厚性瘢痕になりやすいので要注意です。また削皮の深さ・処置に加えて日常生活指導も大切な部位です。臀部同様にノーパンとスパッツで乗り切り、きれいな結果となった男性もいらっしゃいました。
太もも内側は、比較的真皮が薄く削皮する際は深さに注意が必要な部位です。肥厚性瘢痕になりやすく、事前の説明が必要です。
太ももの刺青については、外側より内側の方が少し大きめの刺青でも切除法による手術が可能です。外側はほとんど削皮、内側の小さなものは切除・大きなものは植皮か削皮と手術方法を使い分けることもあります。大腿内側では植皮も選択枝としては有り得ると思います。一方、外側は削皮に有利な部位ですので、植皮という選択枝はあまりお勧めできません。植皮は辺縁が額縁状に肥厚性瘢痕(ミミズバレの傷痕)となったり、パッチワーク状に見えます。
総合的に考えると、できれば削皮、手術にどうしても抵抗がある場合にはレーザーが現実的でしょう。その場合には何回照射しても完全には消せない場合が多いことの説明も必要です。

■下腿の刺青
下腿の刺青については、小さい刺青や細長い刺青の場合は切除法もよいが、それよりも大きな刺青の場合は避けたほうがよいでしょう。理由としては、皮膚や組織の余裕が少なく、日常生活でも動かし体重がかかりうっ血する部位のためです。何と分割切除途中で創縁がくっつかずに保存的加療を行うこともあるくらい傷の治り(創傷治癒)の悪い部位です。この場合には当然刺青は半分程度残ったまま治療を断念することになりました。
またうっ血するため、入院・患肢挙上などの環境でないと植皮が生着しづらい部分です。実際にこの部分の植皮の場合、入院・患肢拳上でも生着しなかった経験があります。また、植皮は辺縁が額縁状に肥厚性瘢痕(ミミズバレの傷痕)となったり、パッチワーク状に見えます。
ラーメン屋の経営者のように立っている時間が長い人は下腿が黒いことが多いです。常に立ち仕事でうっ血しているために、ヘモジテリンという物質が沈着しやすいと言われています。経験豊富な医師が上手に刺青を削皮すれば、一旦は黒っぽくなるものの長期経過後は毛も生えてきてきれいに仕上がることが多いです。意外に削皮すると結果が良いので、ハイリスク部位ですが削皮が第一選択と考えられます。
しかし痛みや出血で悩まれる方も多い部位です。傷みに関しては、3週間程度痛みが理由で仕事を休んだ人もいます。逆に、術後3日程度の休みで仕事に戻っている人もいるので、本人の体感によるのかもしれません。広範囲の削皮の場合は、出血なども伴うため2週間程度安静にして頂くこともあります。
できれば削皮、手術にどうしても抵抗がある場合にはレーザーが現実的でしょう。その場合には何回照射しても完全には消せない場合が多いことの説明も必要です。

■ふくらはぎの刺青
ふくらはぎの場合、小さい刺青や細長い刺青の場合は切除法もよいですが、それよりも大きな刺青の場合は避けたほうがよいでしょう。理由としては、皮膚や組織の余裕が少なく、日常生活でも動かし体重がかかりうっ血する部位のためです。何と分割切除途中で創縁がくっつかずに保存的加療を行うこともあるくらい傷の治り(創傷治癒)の悪い部位です。この場合には当然刺青は半分程度残ったまま治療を断念することになりました。
またふくらはぎも、真皮が薄く削皮法が向かないイメージがありますが、きれいに刺青除去することも可能です。しかし痛みや出血で悩まれる方も多い部位です。傷みに関しては、3週間程度痛みが理由で仕事を休んだ人もいます。逆に、術後3日程度の休みで仕事に戻っている人もいるので、本人の体感によるのかもしれません。広範囲の削皮の場合は、出血なども伴うため2週間程度安静にして頂くこともあります。
植皮法で治療を行うこともあるかもしれませんが、当然入院施設があった方が無難です。この部分の植皮の場合、入院・患肢拳上でも生着しなかった経験があります。きちんと医師とカウンセリングをした上で術法を選択することをお勧めします。ラーメン屋の経営者のように立っている時間が長い人は下腿が黒いことが多いです。常に立ち仕事でうっ血しているために、ヘモジテリンという物質が沈着しやすいと言われています。経験豊富な医師が上手に刺青を削皮すれば、一旦は黒っぽくなるものの長期経過後は毛も生えてきてきれいに仕上がることが多いです。意外に削皮すると結果が良いので、ハイリスク部位ですが削皮が第一選択と考えられます。
できれば削皮、手術にどうしても抵抗がある場合にはレーザーが現実的でしょう。その場合には何回照射しても完全には消せない場合が多いことの説明も必要です。

■足首の刺青
ひざ下は総じて条件が悪くハイリスクですが、特に関節の可動部では安静の方が良いと考えられます。足首の刺青については、切除法は極小さなものや細長い刺青のみで適用するのがよいと思います。皮膚や組織の余裕がほとんどなく、日常生活でも体重がかかりうっ血する部位のためです。削皮法は上手く行っても一時的に黒っぽくなりますが、1年くらい経つと除去した部位はきれいになることが多いです。
傷みに関しては、3週間程度痛みが理由で仕事を休んだ人もいます。逆に、術後3日程度の休みで仕事に戻っている人もいるので、本人の体感によるのかもしれません。広範囲の削皮の場合は、出血なども伴うため2週間程度安静にして頂くこともあります。
もちろん、検討の末、刺青除去を行わないというのも治療の選択枝の1つだと思っています。
理由としては、皮膚や組織の余裕が少なく、日常生活でも体重がかかりうっ血する部位のためです。なお植皮法は、当然入院施設があった方が無難ですが、この部分の植皮で入院・患肢拳上でも生着しなかった経験もあります。足首の刺青の場合は、できれば削皮、手術にどうしても抵抗がある場合にはレーザーが現実的でしょう。その場合には何回照射しても完全には消せない場合が多いことの説明も必要です。

■足背(足の甲)の刺青
足背(足の甲)の小さな刺青は切除法が、大きな刺青の場合はレーザー治療が適しています。
皮膚や組織の余裕がほとんどなく、日常生活でも体重がかかり動かし、うっ血する部位ですので、かなり大変な手術になると思われます。薄い皮膚の下すぐに、大切な伸筋腱が走っているので、歩行障害等などに影響を与えてしまわぬように慎重に行うべきだと思います。広範囲の刺青の場合は、切除法では治療しないほうがよいでしょう。植皮は入院が前提です。
できれば削皮、手術にどうしても抵抗がある場合にはレーザーが現実的でしょう。その場合には何回照射しても完全には消せない場合が多いことの説明も必要です。もちろん、検討の末、刺青除去を行わないというのも治療の選択枝の1つだと思っています。

■足底(足の裏)の刺青
足底(足の裏)の刺青手術も足背(足の甲)同様に、切除法は避けたほうがよいでしょう。
皮膚や組織の余裕がほとんどなく、日常生活でも体重がかかり動かし、うっ血する部位だからです。この部分の植皮に関しては、過去の治療でできた植皮の額縁状瘢痕を痛がったため、当院でジグザグ切除をしたこともあります。肥厚性瘢痕になると歩行時の痛みが激しくなります。
狭い範囲や非荷重部など有利な部位では削皮、手術にどうしても抵抗がある場合にはレーザーが現実的でしょう。その場合には何回照射しても完全には消せない場合が多いことの説明も必要です。もちろん、検討の末、刺青除去を行わないというのも治療の選択枝の1つだと思っています。

■足指の刺青
足の指も、刺青切除をすると最も痛い部位の1つです。極小さい刺青以外は入院施設があった方が良いでしょう。皮膚や組織の余裕がほとんどなく、日常生活でも体重がかかり動かし、うっ血する部位です。肥厚性瘢痕になると歩行時の痛みが激しくなります。
狭い範囲や非荷重部など有利な部位では削皮、手術にどうしても抵抗がある場合にはレーザーが現実的でしょう。その場合には何回照射しても完全には消せない場合が多いことの説明も必要です。もちろん、検討の末、刺青除去を行わないというのも治療の選択枝の1つだと思っています。

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