刺青(タトゥー)の削皮治療とは

刺青(タトゥー)の削皮治療とは2015/6/20更新

削皮(剥削・アブレーション)治療は、
医者なら誰でもできる反面、
良い結果をだすためには一番難しい治療です。

この手技が上手くできる医師が行えば、
刺青治療において最も適した治療法です。

以下のような間違った情報も多く出ていますが、
これらはすべて、医師の技術力不足によるものだと思います。

・傷あとがひどく目立つ
・ケロイド状になる
・1か月風呂に入れない

削皮治療は、技術力の必要な治療法です。

熱傷治療などを通して、日々多数の皮膚の手術と向き合った医師が
深さを推測して計算通りに削って初めてスタートラインに立てる
というくらい難しい治療です。

個人的には、火傷の手術経験すらない医師が
いきなり削皮治療を行うというのは、本当に驚くことです。

われわれ熱傷専門医は、火傷治療は命にかかわる重大事と思っています。

ちなみに刺青は、
大多数の火傷以上により深いところに存在しているのです。

また削皮膚治療で、「手術時間が短い」という話も聞きます。

30分程度で手術が終わってしまった場合、墨はほとんど取れますが
残念ながら100%ケロイド状になります。

削皮治療による刺青除去の場合、
1回目の削皮で90%~95%の墨を除去し、
その後、時間をかけて小さなカミソリや顕微鏡用の手術道具を用いながら
残りの数%の墨を時間をかけて除去するのが良い方法と思います。

当然、手術時間が長くまります。

また皮膚を乾燥させないようにしないといけないので、作業も増えます。

この場合にはどんなに慣れていても小さなもので1時間半、
大きなものでは3時間以上がかかります。

ですが、丁寧に時間をかけて行うことで良い結果が生まれるのです。

当院で削皮治療を行った場合、
シャワーはもちろん湯船につかる入浴も、翌日から可能です。

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