レーザー?分割切除?タトゥー治療における二者択一の宣伝手法

レーザー?分割切除?タトゥー治療における二者択一の宣伝手法2015/10/15更新

タトゥー除去の治療法において、
「レーザー治療と分割切除手術はどちらがいいのですか?」
と相談に来る患者さまが多くいらっしゃいます。

実際にネットでタトゥー除去治療のサイトを見てみると、
「レーザー治療」と「分割切除手術」の
二者択一の論争が展開されているものが多く見られます。

刺青治療に限りませんが、レーザー治療は
医療提供側からすると最もハードルの低い治療法です。

特に技術的な修錬を積まなくとも、
医師であれば誰でも照射可能な治療法です。

ですが患者さん目線で考えると、
出産と同じくらい痛いともいわれる
レーザー治療の激痛に耐えなければなりません。

しかもレーザー治療は一度で終わりません。

中には7年ほどかけて合計35回の
レーザー照射を受けている方もいらっしゃいました。

辛い治療を何度も受けた方のタトゥーの状況を確認すると、
凸凹で墨がまだらに残っている状態であることがほとんどです。

実際の医療現場ではこのようなことが起こっていても、
医療提供側のハードルが低いため、
レーザ―治療は多くのクリニックが行っているのが現状です。

そしてここで、「宣伝」の出番です。

「無傷で」、「完全に」タトゥーが
消せるかのような言葉が氾濫しています。

レーザー治療に限らず、分割切除法も同様です。

タトゥー除去の手術の中では最も簡単で単純な治療法ですので、
手術を行う側からすればこの手法を勧めたいと思うのでしょう。

大きなタトゥーを分割切除で除去した場合、
多くの場合が赤黒くて幅広の傷跡が残ります。

さらに大多数の方が術後の痛み等に耐えられずに
その後の治療をあきらめてしまうため、
中途半端な状態で刺青が残ってしまうことが多くあります。

このような半端な治療で終わるため
手術を受けた患者さまから相談されることも多い治療なのですが、
医療提供側からすれば簡単な手術法であるため、
やらない手はありません。

ここでも「宣伝」の出番になります。

「完全除去」「一直線の傷跡のみ」など、
極小のタトゥーでもなければありえないような
宣伝が溢れています。

最近は巧妙にもこの二つを組み合わせて

「レーザーと切除をタトゥーの状態にあわせて使い分けます」

など双方の宣伝を行うものも増えてきています。

わたくしは何度もお伝えしますが、

ある程度の大きさのタトゥーの場合、
削皮による除去法しか良いと言える治療はありません。

小さなタトゥーの場合は分割切除法も可能ですが、
技術力さえあれば小さなタトゥーでも削皮による除去が
最も良い結果になると言えます。

※タトゥー除去の具体的な治療法をまとめています。

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