刺青除去治療=レーザー治療 の方程式は0点

「刺青除去治療=レーザー治療」の方程式は0点2015/7/24更新

いつの間にか世の流れとして、

「刺青除去治療=レーザー治療」という方程式が一般化しています。

わたくしはブログなどで何度もお伝えしておりますが、
刺青のレーザー治療は付け焼刃的な処置でしかありません。

レーザー治療を使った刺青除去は、
何回受けても意外に消えないという意見が多く
マダラでデコボコになってしまうのが通常です。

形成外科のころから刺青治療に長く携わっていますが、
レーザーで刺青を消した人が満足しているといった話は
まだ一度も聞いたことがありません。

それではなぜレーザーによる
刺青治療がこれだけ多く出回っているかというと、

大きな刺青の場合、
医師に技術力がないと手術による除去治療ができないため、
せめてもの処置としてレーザーを照射しているといった感じでしょうか。

「まずはレーザーで治療する」という
お試しのような提案もわたくしはお勧めしません。

お試しでもレーザーを照射すると、
刺青の部分はマダラでデコボコになってしまうこともあり
その後の治療において、大きなマイナス要因になることもあります。

当院では削皮治療を中心に行っていますが、
先にレーザー治療を行っている場合はかなり手術がやりにくくなります。

ちなみに当院で行っている削り直し手術の多くは、
削皮治療前に他院でレーザー治療を受けてしまった方です。

当院の刺青除去の治療方針としては、
先に削皮で90%の墨を削り、
後日にレーザー照射を通常1~3回程度行っています。

削皮後にレーザー照射しなくてもいいレベルで
しっかりと皮膚を削ってほしいという患者さまも時々いらっしゃいますが、
この部分の判断は、お任せを頂いております。

何せ、深い墨をガッツリ削れば、絶対にケロイドになります。

安全域がミクロ単位という極めて難しい手術ですので、
患者さまのご要望にできうる限り応えたいともちろん思うものの、
最終的には結果に対して責任がある執刀医の判断にお任せいただきたいです。

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