刺青のレーザー治療は、根本改善ではない

刺青のレーザー治療は、根本改善ではない2015/7/09更新

刺青除去を行っている多くのクリニックは、
レーザー治療を第一選択としています。

理由は、レーザー機器を使うため
訓練されていない医師でも治療しやすいこと、
またレーザーによる刺青除去がまるで一般化しているかのように
たくさん宣伝されているため、
患者さまから見ても「間違いない選択」に思われること、
などがあげられるのではないかと思います。

ですが当院では、レーザーによる除去治療の場合でも、
傷跡が残ることを事前に必ず伝えています。

この部分を患者さまにきちんと伝えないと、
刺青を消そうと決断をしてクリニックに来て下さった患者さまに、
施術後に残念な思いをさせてしまうことになります。

瘢痕が残る上に、
さらに刺青の墨も残ってしまう可能性が高いレーザー治療は
当院では基本的に行っておりません。
(強い要望があった際には対応しますが…)

最近は、数センチ程度の小さな刺青でも大きな刺青でも、
最もキレイに刺青を消すことができる可能性があるため
削皮治療で手術を行っています。
(削皮とは、刺青の入っている部分の皮膚を削り取る治療法です)

削皮による刺青除去治療は、医師の技術力が必要です。

刺青が入っている皮膚だけを薄くそぎ取る必要があるからです。

なお、刺青除去の方法としては、
削皮治療以外にも以下のようなものがあります。

・紡錘形切除・直線縫合
・ジグザグ切除
・植皮

それぞれの治療法の完成度
(刺青を消せる割合や瘢痕の程度・後遺症や患者さんの満足度などを
わたくしが日常診療中に肌身で感じて点数化したもの)でいうと、
平均的には

・紡錘形切除・直線縫合 5%
・ジグザグ切除  15%
・植皮 0~30%
・削皮 45%

というイメージです。

小さなタトゥーだったら、

・紡錘形切除・直線縫合 10%
・ジグザグ切除  35%
・削皮 60%

というイメージでしょうか。

※レーザーによる刺青除去は、そもそも別物です。
 根本解決になってないためここでは無視しています。

タトゥー除去手術は、基本的に高得点が取れない治療ですが、
小さいタトゥーでしたら、
削皮治療を行うことで、想像以上にキレイになることもあります。

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