刺青=「色」+「傷」

刺青=「色」+「傷」2016/3/07更新

腰にある黒一色の刺青をレーザー治療で消したものの、
まだ残っている部分をちゃんと消したいということで
島根県から20代の女性がいらっしゃいました。

正直、びっくりするほど刺青の色味がかなり薄くなっていました。

黒一色だったこともあるのでしょう、
墨の色はおそらく1%以下というくらいで、
残っているのは色素沈着という程度です。

わくしは、刺青のレーザー除去治療は消えない、
薄くなるだけ、という持論を持っていましたが、
今回のケースについては「消えた」と言ってもよいほどでした。

でも、医者が消えたと思ってもだめですよね。
患者さんが消えたと思ってくれないと・・・

これ以上削皮治療を行ってもほとんど変わらないか、
逆に醜くなるかもしれませんよ、とお伝えしたのですが
どうしても削皮をしたいと希望されています。

この辺りは刺青のレーザー除去治療の弱点なのかもしれません。

除去後にどんな状態になるのかがはっきりしない、
どれがゴールか分からない、終わりがない…。

刺青を仮にレーザーで100%キレイに消したとしても、
皮膚には刺青と同じ形の傷跡が残っています。

だって刺青を入れる際には、
最初からわざわざ針を刺して傷をつけて色を入れているのだから当然です。

これが刺青のレーザー治療の限界です。

同様に分割切除治療でもゴールが見えないと言います。

鹿児島から来られた20代の女性は
他院で左上腕の刺青を分割切除治療された後、
カウンセリングに来られました。
自分ではあまり大きな刺青ではないと思っていたそうです。

1回目の切除では刺青が50%なくなり、
2回目ではさらに30%、3回目ではさらに10%…

回数を重ねるたびに腕には縛られたような絞扼感としびれを感じ、
何度もあきらめようかなとも思ったそうです。

ですが今まで2年間、3回の手術を繰り返して
地獄のような状況に耐え続けてきたことを考えると、
もう少しでゴールになるはずではと諦めきれないものの、
それともこの痛みや違和感はずっと続くのでしょうか、
という相談でカウンセリングにいらっしゃいました。

でも、結局、残りの部分を境クリニックで削皮しました。

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