刺青除去における分割切除の罠

刺青の分割切除の罠2016/4/13更新

境クリニックでは小さなタトゥーから大きな刺青まで
できるだけ傷跡が目立ちにくい削皮手術で治療を行いますが、
一般的なクリニックでは、分割切除治療か植皮治療を
提案することが多いようです。

植皮治療は移植後の皮膚がパッチワーク状になることが多いですが、
それよりも最もひどい結果になりやすいのが、分割切除治療です。

クリニックが分割切除治療をお勧めする際の営業トークは、
「術後の傷跡が一直線になるため、最もキレイで何かの手術跡のように見えます。」
と言ったところでしょうか?

でもこれは、医師として本当にありえないことを言っています。

皮膚を切り取らない手術と違って、
タトゥー切除では皮膚をある程度の幅で切り取って縫うため
傷あとが強い力で左右から長期間引っ張られ続けます。

そのためキレイな一直線の傷あとになるはずはなく
引きつれ感のある、幅広く赤黒い汚い目立つ傷あとになります。

さらに、分割切除治療を行う際の
手術に関する説明も言語道断のひどさです。

「まずは一度、無理がない範囲で切除を行います。
 その後、皮膚が時間をかけて伸びてきますので
皮膚の状況を見ながら3回程度で全部を取りましょう」

というケースが多いようです。

この言葉の裏には、

「ひとまず1回目の手術がなんとかなれば大丈夫。
 その後は刺青が取れなくてもどうとでもなれ!」

という意味が含まれているのでしょうか??

目の前の患者さまから
とりあえずお金をある程度取り上げることができれば
それで成功!とでも言うのでしょうか?

大き目の刺青を分割切除で除去するのは、正直ほぼ無理です。
医師が治療を逃げるために提案しているようなものです。

刺青を少しずつ分けて治療すれば
一度に治療をするよりはひどい状態にならず、
しかも1回目の治療で術後の赤みや痛みを感じてくれれば、
2回目以降の手術を自発的にやめてくれるし大きなクレームにもならず…
みんなハッピー!

ということなのでしょうか??

それとも…

こんな変な治療を受ける人が悪いということでしょうか?

だまされる側が悪いということでしょうか?

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