最新ピコレーザーについて、刺青除去のぶっちゃげトーク

最新ピコレーザーについて、ぶっちゃげトーク2016/12/29更新

学会の後など、同じ分野の医者が会食などで
大勢集まることって多いのですが、
その例外にもれず、美容外科や形成外科の医者が
たくさん集まる会食や飲み会って結構あります。

たまに真剣に討論することもありますが、
和やかな雰囲気の場合がほとんどで、
ライバルクリニックの医者どうしでも
和気あいあいと情報交換したりしています。

そのような美容外科医や形成外科医の集まりで
最近、大手美容外科から独立開業した若い先生が
このように言っていました。

「最新のピコレーザーって、
2000万円~3000万円もするので
きっと刺青やタトゥーがよく消えますよね。

買っちゃおうかな~。
でも・・2~3000万円か~、高いな~」

それに対して、多くの先輩方が
「刺青がレーザーで消えるわけないじゃないか!」

「刺青やタトゥーって、
取れないように入れられていて、本当に取れないんだよね。
最新のピコレーザーでも薄くできるだけでしょ。」

「レーザーで取れるものもあるかもしれないって話でしょ。」

「商売という側面もあるからね・・」
「客寄せパンダ的な気持ちで買う分には止めないけどね~」

等々、口々に話されていました。

「意外と分かってる人って多いな~」
と、わたくしも終始うなずきっぱなしでした。

専門の医者の中には、
わたくしと同じ考えの人って実は多いんですよね。

レーザー会社やレーザーばかりやっているクリニックの
必死の宣伝によって、五分五分・・
もしくは、レーザー賛成派の方が6対4くらいで
多いような空気が醸成されています・・

専門の医者ばかりが集まって、みんなで飲んで、
本音でぶっちゃげトークしてる席ってこんなもんです。

逆に刺青・タトゥー除去の分野では
レーザーを無条件に信用してる医者は
ある程度ものが分かっている専門の医者の中では
1~2割くらいかもしれません。

先日、形成外科の学会で、レーザーで有名な先生が
最新のピコレーザーについて講演したのですが、
それに対して重鎮の先生が、

「せっかく形成外科の発表なんだから、
レーザー単独治療の症例だけじゃなくて、
削皮・皮膚剥削術後にレーザーを打った場合の
症例も出して欲しい」

と講演後の質問タイムにおっしゃっていました。

従来のレーザーの場合ですが、
レーザーや医者やクリニックを宗教のように信じてしまうと、

7年間35回もレーザーを受け続けたのに
結局、凸凹でまだらになって、かゆくなって・・
刺青は薄くなっただけ・・
といった結果になりかねません。
実際、そのような相談がありました。

でも、多くの人の場合、2~3回打った段階で
何となく変だと気付いて、途中でやめると思います。

たとえ、5回コースであったとしても
2~3回でやめるでしょう。
お肌はお金で買えませんから・・

もちろん最新のピコレーザーは、
その高額の値段が表しているように
全てにおいてスペックが高いと思いますが、

学会などでアフター写真を見ても、
刺青・タトゥーが薄くなっただけで
一部が赤黒くケロイドのように盛り上がっている
といった、まるで途中経過のような症例しか
お目にかかったことがありません。

もちろん、最新型のレーザーなので、
長期経過症例や10回以上照射した症例が
まだひとつもないという理由もあるかと思います。
でも、なんとなく・・従来のレーザーと似た雰囲気ですよね。

3000万円のフェラーリは
メチャメチャ、ハイスペックでしょうが・・
軽自動車と同じように、
空を飛んだり、海中を進んだりはできません。

それと同じように、
レーザーにはいかんともしがたい
レーザー固有の特徴というものがありますから、
従来のレーザーと似た傾向にありそうです。

レーザーでは刺青やタトゥーを
絶対に消すことができない最も有名な理由は、
刺青・タトゥーの構造に由来しています。

刺青やタトゥーというものは、
墨だけが存在しているのではありません。
刺青やタトゥーを入れる時にできる傷跡が
墨と一緒に混在しているのです。

ですから、たとえレーザーを100回照射しても
刺青やタトゥーは消えません。
照射すればするほど、この傷跡が増えていき、
レーザーの効果・墨の減り方は横ばいになります。

このことは、どのような魔法のような
最新レーザーでも例外はありません。

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