タトゥーレーザー無許可販売の根底にある問題

タトゥーレーザー無許可販売の根底にある問題2015/5/31更新

先日、医師免許証のない人たちに
タトゥーレーザー治療機器を販売した人が捕まったというニュースがありました。

そもそもタトゥーのレーザー除去治療というものは、
「手術しなくても取れるかもしれない」「無傷で取れるかもしれない」という
希望を売っている商売であって…

本当は、取れないことや苦戦することの方が多いのが事実です。

このニュースの根底にある問題は、
「治療」と呼ぶに値しない程度の「タトゥー治療」が多いという事実です。

タトゥーのレーザー治療は、
タトゥーにレーザー光線を当てることで墨を粉々にして、
粉々になった墨を貪食細胞(ばい菌を食べる細胞)が食べて運んで排泄してくれる
といった原理です。

ですが実際には、墨の量が多いとマクロファージは動けなくなってしまい
治療が滞ってしまうそうです。

例えるなら 10人の若者に
「石炭の山をスコップと一輪車で10km離れた港まで運びなさい」というのが、
実際のタトゥーレーザー治療なのです。

レーザー治療でも、墨の少ない場合にはかなり薄くなるかもしれませんが、
墨の濃いタトゥーではほとんど現実的ではありません。

数年がかりで何十回もかかって治療しても、
凸凹でマダラになっただけ…と言う相談は後を絶ちません。

しかも、医療現場のレーザー治療機器は高額ですし
さらに医師の人件費もご存知の通りかなり高い…

当然、治療費は高額とならざるを得ないです。

どうせレーザー治療をしても効果はあまりないという意味合いでは、
簡易型の安い機械で医師免許証のない人による施術も
一見許されそうに思えてきます。

しかも高額の治療費が払えない人たちのニーズにこたえることは、
社会正義にも思えてくるかもしれません!

しかし、それぞれの治療における「リスク」については
雲泥の差があります。

※続きは次回で!

刺青除去専門クリニックはこちら

サブコンテンツ