帝王切開の傷跡の治療とケアについて

帝王切開の傷跡の治療とケアについて2015/5/29更新

刺青除去のお話とは少し離れてしまうのですが、
少し気になったのでまとめてみます。

帝王切開に限らず、下の毛に切り込まれた部分だけが
肥厚性瘢痕となっているのをよく目にします。

産婦人科の先生にも知っていただきたい形成外科医の意見としては、
有毛部の傷跡は、目立たないというよりは
むしろケロイド状になることが多いということです。

髪の毛(上の毛)部分の傷跡は
皮膚を切り取らなければ目立ちにくいことが多いのですが、
下の毛に切り込むと非常に高率に肥厚性瘢痕となります。

形成外科の中では常識ですが、
意外に他科の医師には知られていない事実です。

もちろん、帝王切開にあたっては母体と胎児の安全が第一ですので、
傷跡だけに絞って考えることは危険ですが、
傷跡が最も目立ちにくい方法は、
下腹部の無毛部に横一直線に入った傷跡が一番無難です。

傷跡が目立つ場合には縫い直し、
特に縦方向の目立つ傷跡にはZ形成術(ジグザグに縫い直すこと)が
効果的でしょう。

このような傷跡を患者さんから見せられて

「よくケロイド体質と言われます。」

と言われることは
医者にとっては免罪符のように気が楽になる意見です。

だって、刺青・タトゥー除去手術を行った後の傷跡が
目立ってもゆるしてもらえることになるからです。

しかし、良心的な医師であれば

「いえ、そこにケロイドのようなものがあっても
一概にケロイド体質とは言えません。
その部位はケロイド体質ではない人でも、傷跡が目立つ部位です。」

と正直に、答えるでしょう。

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